菅政権になってから政治に「笑い」がないと思いませんか?(本来は笑いがあっては困るのですが…) 安倍政権時代は、ツッコミどころ満載の笑える報道が毎日のようにありました。当時を思い出し、「あの頃は良かった」などと思ってしまう自分がいます。安倍晋三を支持をしたことは一回もないはずなのに、なぜか安倍政権時代を懐かしく思う気持ちを抑えることができません。
冷静に考えれば、自国の総理大臣が笑えるという状況自体が笑えないのですが、菅政権のドス黒い恐怖政治よりまだマシという気がします。
そこでこの記事では安倍政権時代を懐かしむべく、安倍政権時代の「笑えるけど全然笑えない事件」あるいは「全然笑えないけど笑える事件」をまとめてみました。
- 1 ホワイトハウス裏手でトランプにシメられてるところを全世界に報道されてしまう
- 2 バンカーで盛大にコケる
- 3 アメリカ要人に媚びへつらう姿が世界で笑い者に
- 4 「だから、すみませんって言ってるじゃないか」発言
- 5 「責任を取ればいいというものではありません」発言
- 6 「云々」を「でんでん」と読んでしまう
- 7 安倍「じゃあ全部読んだんですか?」キャスター「読んでます」→パニックに
- 8 星野源との安直なコラボで批判殺到
- 9 私は立法府の長であります→石破が一瞬驚愕の表情を浮かべる
- 10 北朝鮮相手に散々イキったら仲間はずれになってしまう
- 11 被災地を視察したけど被災者に無視される
- 12 アベノマスクで今までビクともしなかった支持率が急落
- 13 国会答弁が何を言ってるかわからない
- 14 エピソードからにじみ出る壊れた人間性
- 15 おまけ:安倍晋三のよくわからないけど笑える画像集
- 16 管理人の一言
ホワイトハウス裏手でトランプにシメられてるところを全世界に報道されてしまう
国家の主従関係がこれほどまでに明確になった写真は過去にあったでしょうか?
本来なら国辱もので全然笑えないはずなんですが、笑えてしまうのはなぜでしょうか。「あァ、日本ってやっぱり属国なんだなァ!」という感慨が押し寄せてきます。
このとき安倍晋三はトランプになんて言われてたんでしょうかね。トランプの表情から「お前、調子こいてると殺すぞ」くらいな感じが妥当な気がします。
ただ安倍晋三は英語がまったくできないので、トランプに何を言われようがノーダメージという説もあります。それはそれで笑えるけど全然笑えないんですよね。
バンカーで盛大にコケる
トランプとゴルフをしたときのものです。安倍晋三もこのときすでに60代なので、こういう場面を晒すのはかわいそうなのですが、コケたこと自体よりもトランプが松山英樹とばかり話していて、安倍晋三がコケたことに気付いてすらいないのが笑えないところです。
要は仲間はずれにされ置いてきぼりを食らってるので焦って追いつこうとしてコケてるんですよね。これのどこが「ゴルフ外交」なんだろうと思います。
アメリカ要人に媚びへつらう姿が世界で笑い者に
強い者には恥も外聞もなく媚びへつらう安倍晋三の人間性がよく現れた奇跡の一枚です。相手の要人はマルコ・ルビオというアメリカの上院議員で2014年当時は上院外交委員会東アジア小委員会筆頭委員だった人物です。
マルコ・ルビオは後に共和党の大統領候補をめぐってトランプと指名を争うことになりますが、当時はアメリカ若手ホープという位置づけでした。日本がアメリカの属国だから仕方ないんですが、首相と一議員では格が違うのだから、せめて国民が見えるところではもう少し偉そうにしてほしいなと思ってしまいました。
ちなみにこの写真のインパクトが強すぎたのか、なぜか中国で居酒屋の看板にフリー素材として使用されています。アメリカのたかが一議員に対しても奉仕のおもてなしをする姿が世界で感動を呼んだのでしょう(違う)。
「だから、すみませんって言ってるじゃないか」発言
正確にはまだ民主政権時代の2012年、第二次安倍政権の直前ですが、新幹線で国民に説教されて逆ギレしたあと、寝たふりをしてやり過ごすという情けない事件がありました。
自民党の安倍総裁が遊説のため、静岡県内をJR東海道線の普通列車で移動中、初老の男性に注意される。JR職員がおさえていた席に、後から乗ってきた安倍氏が座ったため。男性は安倍氏の隣に立って苦言を続ける。安倍氏はしばらく聞いていたが、「だから、すみませんって言ってるじゃないか」と怒り、その後は座ったまま目を閉じる。男性は隣に立ち続けた
「だから、すみませんって言ってるじゃないか」というセリフはいろいろな場所で使えそうですね。
「責任を取ればいいというものではありません」発言
つい最近のことなので覚えている人も多いことでしょう。2020年4月の緊急事態宣言発令に際しての記者会見で外国人記者から「失敗だったらどういうふうに責任をとりますか?」と質問されたことに対しての回答が「これは例えば最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」でした。
意味不明であるだけでなく、質問に対しての回答にもなっていないところが笑えるけど全然笑えないですね。質問した外国人記者も唖然としたと思います。
かつて2006年に記者から「今年の一文字は?」と聞かれて「責任」と二文字の回答をしていたことや、自民党のポスターに「責任を果たす」と大きく書いていたことを思い起こすとよりジワジワくると思います。責任をとりたいのか、とりたくないのかどっちなんだよっていう(笑)。
「云々」を「でんでん」と読んでしまう
漢字の読み間違いは誰にでもあることですが、まさか「云々」を「でんでん」と読んでしまうとは、カンペを作った官僚も完全に想定外だったと思います。
この堂々たる間違いっぷりから、「云々」は「でんでん」と読むんだという強い信念を持っていることが伺えます。「総理、でんでんではなくうんぬんです」と進言しても「その指摘は当たらない」とか言われるに違いありません。恐れ入ります。
これと似たパターンで2019年「退位礼正殿(せいでん)の儀」で述べた「国民代表の辞」で、天皇皇后両陛下に対して「末永くお健やかであらせられますことを願っていません」とスピーチしたとする説があります。
「願って已みません」が読めずに「願っていません」と言ってしまったのではないかということですが、これはおそらくデマで単に早口で滑舌が悪いだけです。カンペの「願って已みません」が読めなかったとしたら、安倍晋三は必ずや「願っていみません」と言うはずです。
「願ってやみません」と書かれたカンペをアドリブで「願っていません」などと呪いの文章に変換する知性は残念ながら安倍晋三にはありません(笑)。
安倍「じゃあ全部読んだんですか?」キャスター「読んでます」→パニックに
2018年9月、TBSの報道番組に出演した際、モリカケ問題について問われた際の発言です。森友学園に関する4000ページにも及ぶ決裁文書を、質問した星浩キャスターは読んでいないだろうとたかをくくっていたところ、読んだと言われ、その後発言がおかしくなります。
安倍「事実、4000ページ、これは皆さんも読んでおられないと思います」
星「読みましたけど」
安倍「本当ですか?」
星「はい、読みました、仕事上」
番組内では後に「ご飯論法」として有名になる「ゴルフはダメでテニスは将棋はいいのか?」という意味不明な発言が飛び出しますが、今考えるとこのときすでパニックになっていたのだと思います。
ゴルフ、ゴルフととにかくゴルフにムキになる安倍
#news23 pic.twitter.com/LrNZ5Aigk8— TOMO-NI (@TOxMOxNIx67) September 17, 2018
石破氏の勝ち誇った表情が印象的です。一般的にここまでの醜態を晒したら支持率ガタ落ちで辞任に追い込まれるはずなのですが、それでも日本人は頑なに安倍政権を支持し続けたという事実が笑えないと思います。
星野源との安直なコラボで批判殺到
2020年、星野源がInstagramで「うちで踊ろう」の弾き語りを投稿し、コラボを募った際、安倍晋三がこれに乗っかり、自宅でくつろぐ姿でコラボしたところ、国民の怒りに火がついた事案がありました。
こんな程度で国民の支持が上がると考えていたこと自体、舐められたもんだなと。安倍政権がいかに国民を「チョロい」と考えていたかということだと思います。
私は立法府の長であります→石破が一瞬驚愕の表情を浮かべる
正しくは行政府の長ですね。小学校からやり直しましょう(笑)。
総理大臣がこんな事を知らないのは笑えるんですが、全然笑えないんですよ。
北朝鮮相手に散々イキったら仲間はずれになってしまう
アメリカをバックに付けて強気になってしまい、北朝鮮相手に「最大限の圧力」などとイキっていたらいつの間にかアメリカが北朝鮮との対話路線を選択し、韓国も追随。日本だけが圧力路線を修正できないまま仲間はずれになってしまった…というものです。
結果、2018年12月の平昌五輪開会式で、金正恩の妹・金与正と文在寅が握手するという歴史的場面で仲間外れにされるという屈辱的場面を全世界に晒してしまいました。
不良グループをバックにつけてイキっていた冴えない中学生がいつの間に梯子を外されたみたいで笑えるんですけど、我が国の首相のことだと思うと全然笑えませんね。
被災地を視察したけど被災者に無視される
2018年、安倍晋三は大阪北部震災の被災地を視察しますが、なぜか女性用浴場の行列の前で出待ちするという変態のような行動を取った挙げ句、行列する地元民と触れ合おうとしますが、全員が下を向いて視線を合わせず無視された格好となってしまいました。
安倍晋三がこのときなにをやりたかったのかいまだによくわかりません。無視されてるのは笑えるんですが、我が国の首相がこのザマというのは冷静に考えると笑えないんですよね。
アベノマスクで今までビクともしなかった支持率が急落
コロナ対応で各国政府が強いリーダーシップをとり、支持率を上げた中、日本ではアベノマスク配布を契機にこれまで何があっても下がらなかった支持率が急落するという珍現象が起こりました。
マスクなんかいらねーから現金よこさんかい!という怒りが支持率に影響したのだと思います。安倍政権だけでなく、菅政権もですが、これだけの状況になっても国民への直接給付は10万円1回ポッキリで済まそうとしているところが笑えないですね。国のお金は自分のお金という意識なのだと思います。
国会答弁が何を言ってるかわからない
モリカケ問題で炎上しているときがもっとも顕著だったのですが、安倍晋三の国会答弁を文字起こしすると恐ろしい文章になります。どう恐ろしいかというと、意味がまったくわからないのです。まずは御覧ください。
安倍晋三
わたくしがですね、わたくしがですね、ホームページ、ホームページからですね、わたしが森とっぅも学園のホームページに対してわたしが隠ぺいしようがないじゃないですか。そういうイメージ操作はねえ、やめるべきですよ?そういうことをしてるからですね、国民の信頼をうることが、みなさんはできないんです。
これはっきりと申し上げてね、はっきりと申し上げて、いいですか、で、そういうですねえ、そういう、すいませんちょっと野次はやめていただけますか? たいせつなところなんですから。こういうですね、こういうたいせつな議論をしているときに、正確な議論をするべきなんですよ。で、そのなかでですね、そのなかで、この、お、えー、先方がですね、家内の、あの、おー、ぅ、えー、名誉校長という、ホームページのページをですね、隠ぺいしたという言い方はですね、これは取り消して、まず取り消して、え、っう、いっい、ぃ隠ぺいというものをですね、まずわたしに質問する前に、じゃあ取り消してください。何度も何度も断ったというのはですね、安倍晋三小学校について申し上げたわけであります。それと、隠ぺいというのはですね、これは失礼ですよ!
で、あなたたちはすぐにそうやってレッテル貼りをしようとしている。この問題についてもですね、まるで、まるでわたしが関与しているがごとくの、ずーっとそういうですね、えーイメージ操作をこの予算委員会のテレビつきしつ(ママ)の時間を使ってですね、えんえんと繰り返していますが、みなさんそれが得意だし、それしかないのかもしれない。
それしか、ま、ないのかもしれませんが、隠ぺいというのはですね、隠ぺいというのはー、隠ぺいというのはじゃあ、わたくしが隠ぺいしたんですか?
いやー、キツいっすw
首相がここまで何を言っているのかよくわからない国ってほかにあるんでしょうか? 最後の「じゃあ、わたくしが隠ぺいしたんですか?」の威力が凄まじい。めちゃ笑えるんですけど、笑えないです。
文章自体も意味をなさず、答弁の体をなしていないのが最大の問題なのですが、それ以前の問題として安倍晋三はもともと滑舌が悪くて何を言ってるかわからず、読み間違いのオンパレードでもあります。以下は有名な安倍流発音です。ご査収のほどよろしくお願いいたします。
イッポン(日本)トリモロス(取り戻す)
ディミントー(自民党)
タル(テロ)
シェエン(支援)
チンチン(賃金)
ジョッチョ(上昇)
チェーキ(景気)
チューダンチェキジェーケン(集団的自衛権)
ケッポーカイシェッ(憲法改正)
ヨッシィデシュカ(よろしいですか)
ダーラバ(であれば)
スギハラアダチ(杉原千畝)
カーンスー(過半数)
デンデン(云々)
ガイチテキ(画一的)
ワガグン(自衛隊)
セィゴ(背後)
クニナイガイ(国内外)
リッポウフ(行政府)
ユアサン(心愛さん)
テンドンヘイカ(天皇陛下)
サァバッ(サーバー)
ワークニ(我国)
トゥマ(妻)
エピソードからにじみ出る壊れた人間性
発言や答弁がここまで意味不明なのは、きっと頭がおかしいからに違いないと思い、安倍晋三の脳が異常である証拠を探しているうちに非常に怖いエピソードを見つけてしまいました。
安倍総理と外遊中のニューヨークでこんなことがあった。総理が突然、洋服店に入った。ネクタイを3本選び、「萩生田君も買えよ」と言うから、1本選んだ。総理はその4本を手にレジに向かったが、大きな声で「俺、ドルを持ってなかった」と言われ、私が払った。「すぐに返す」と言われたが、その日、その次の日も返す気配はなかった。
帰りの飛行機に乗る前、ネクタイ代はプレゼントすると伝えた。そしたら、「ごめんね。日本円に換算したらいくら?」と面倒なことを言うので、贈り物にすると伝えると、「萩生田君とアメリカに来た思い出。このネクタイ大事にする」と言ってくれた。
この10日後、国会の廊下で、このネクタイを着けた総理と会った。ネクタイをほめたら、「誰かにもらったんだよ」。それは私があげた、と申し上げた。(自民党千葉県連の会合でのあいさつで)
萩生田議員は決して好きな政治家ではありませんが、これはさすがにかわいそうというか、同情してしまいました。このエピソードが事実だとすると、安倍晋三はバカとか低偏差値だとか以前に大切な何かが壊れているとしか思えないのです。
笑えるんだけど全然笑えない、いや、「笑ってはいけないタイプの人間」なのではないか…。そんな気すらしてきました。
おまけ:安倍晋三のよくわからないけど笑える画像集
管理人の一言
安倍晋三、SHINE!