日本人が弱者に異常に厳しいのはなぜなのか?自己責任論と弱者叩きの心理

日本人は社会的弱者に厳しい社会として知られています。

2007年の調査では「自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない」と考える人の割合が世界で圧倒的1位でした。

日本は他人に情け深い国民性だと思ってます?2007年の調査で多少古いですが、実は日本は「自力で生活できない人を政府が助けてあげる必要はない」と考える人が世界一多い国なんです。自由と自己責任の国アメリカより10%も高い。何も最近の傾向じゃなく日本人はそもそも個人主義の国だからです。

 
弱肉強食で自己責任論の象徴のようなアメリカよりも10%も多くの人が「助ける必要がない」と考えていることに驚きます。

先日、落語家の桂春蝶が、「この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ」とツイートし炎上しました。

日本人の弱者に対する冷たさ、個人にあまりにも多くの責任を負わせている日本社会の危険さへの無理解があると思います。

この記事では桂春蝶のツイートと、それに対する反論をまとめ、弱者に対して異常なまでに厳しい日本人の心理を分析・考察してみました。

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桂春蝶の自己責任論ツイート

松本人志さんや、番組・ワイドナショー を叩いてる方々のツイート見たら、結局単なる「反安倍」の人たちなんですよね。これ何の発展性もないなあ。 全く思想的でない人たちが批判してたら価値があるんだろうけど。 戦後形成された左翼思想って、いつになったら潰えるんだろうか? もううんざりですわ。


世界中が憧れるこの日本で「貧困問題」などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ。 この国では、どうしたって生きていける。働けないなら生活保護もある。 我が貧困を政府のせいにしてる暇があるなら、どうかまともな一歩を踏み出して欲しい。この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ。


僕は20歳から10年間、家賃2万円台のアパートで住んだ。それでも金がなくて、家賃を滞納したりした。当時は仕事が本当になかったから。 ほとんど毎日がチキンラーメンかコーンフレークやった。 それでも生きれた。 芸人風情でも何とかやっていける日本は素晴らしい。 これ以上この国に何を望みますか?

 

桂春蝶の弱者切り捨てツイートへの反響

@shunchoukatsura あなたは国家の役割を理解していないのでは? 国家は最大多数の市民を豊かにするためにある。国民あって国家があるんですから。国家が貧困対策をすることは当たり前で、それを怠ることは当然国家に責任はあります


@apsmujmtgmmtj @shunchoukatsura 同感です! 別に現状の日本国政府の政策を全否定するわけではないし、寧ろ現状よりも日本という国をずっと良くするために国家の政策も変化させていくべきだと思います。国の政策批判をしている人たちは別に国家に対して反逆してるわけではなく、国に対して改善を求めているだけです。


@u30LV3b8NJeZOFa @apsmujmtgmmtj だからそういうシステムも含めて、日本はとても優秀だって話をしているんです。わかった?


@shunchoukatsura @apsmujmtgmmtj もちろん批判してるわけではありません。ですが、システムは長期間運用し続けるに当たって、問題が生じてくることはどの世界、どの分野においても言えることです。その上で、あなたの言説を引用させて頂くならより“優秀な”日本を目指すために改善の余地はあるのではないでしょうか?


@u30LV3b8NJeZOFa @apsmujmtgmmtj だから、あなたと全く同じことを言ってるんです。


データの取得に失敗しました。ツイートIDまたはAPI接続用アカウント情報を再度確認して下さい。

@shunchoukatsura 富が一極集中し富をストックしてしまうと、本来、社会の交換媒体であるはずのお金が、適正に社会に流通しなくなる。これが日本の貧困の正体。 https://twitter.com/aibineko/status/964863476966371328


@shunchoukatsura ベーシックインカムが意味するのは、個が組織のために犠牲になるという美学の終焉なのではないか。個人一人ひとりが楽しく生きるために必要だから社会を形成しているのであり、個人の幸せを犠牲にし社会に尽くすのは本末転倒だ。 日本で好きなことを仕事にして暮らしている人はどれくらいいるだろう


@apsmujmtgmmtj @shunchoukatsura お邪魔します。ナンさんの仰る通りだと思いますが、日本には働けない方の為の対策として生活保護があります。おそらく春蝶さんが仰っておられるのは働けない方に対してではなく、働かないくせに政府批判ばかりする方に対しての苦言ではないでしょうか?


@shunchoukatsura 外国人観光客が増えたから「世界中が憧れる」なんて言ってるのか知らないけど、増えた理由は外国人にとってそれだけ日本が安くなったって事。それもその筈、首都東京の最低賃金が去年の値上後で958円。決して安くない東京でこの額は致命的。「貧困は自分のせい」なんてのは無知で世間知らずな奴の戯言


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@tangledupinblac @shunchoukatsura 今や日本は世界に名だたる低コスト大国であり、低賃金大国だってことは周知の事実。 だから経団連も自民党も移民受け入れなんて言わなくなったんですからね。 アジアも南米もアフリカも、日本より賃金高いないし同等なんだから、敢えてわざわざ働きに来るかって。


@shunchoukatsura 同じ言葉を全文英語に訳して日本の落語家の代表として世界に発信できますか? 自らの知名度を盾に錆びついた自己責任論を今頃ドヤ顔でツイートする落語家なんて反吐が出ます。米朝さんが生きていたら、嘆かれるだろうなぁ・・・・


@shunchoukatsura 生活保護を申請して断られて亡くなった人がいるの、ニュース見てないですかね。色んな理由の貧困があるのに一括りはおかしいと思う。言い訳じみた次のツィートも、分かりにくいなんて言い訳は噺家としてどうかと。


@shunchoukatsura 自分の親の経済状況や、生まれてきた時の環境を自分で選べない以上、「絶対的に自分のせい」とは、言えないと思いますよ。生活保護の捕捉率の問題にも、思いを巡らせてみて貰えれば、幸いです。



@shunchoukatsura 多分テレビ見過ぎですよ。外国人が日本を評価している、みたいなテレビの。あと、他人の苦労話ほど面白くないものもないって勉強になりました。親元をセーフティネットにした貧乏ごっこ話おもしろくないです。


@shunchoukatsura 「世界中が憧れるこの日本」 (´-`).。oO( 時計が四半世紀止まってる感。

 

自己責任論が蔓延する原因を考察

桂さんは苦労したのかもしれないけれど、噺家の出で、将来がある苦労なんですよね。1995年から10年かわかりませんが芸人の世界のいわゆる下積み時代だったわけです。苦労は2006年9月に「3代目桂春蝶」を襲名するまででしょうか。先が見えないで不安な方々の気持ちは想像できないのかもしれませんね。


松本にしても桂春蝶にしてもただ闇雲に放言してるんじゃなくて、素朴な庶民感覚に基づく世論多数派はこっちに付くだろうという目論見があっての話なんだよ。そして実際にそのとおりになっている。だからこそこれに対抗するのは難しい。


松本人志にしても桂春蝶にしても、自ら民意を形成していると言うよりは既成の輿論に迎合しているだけですから、「ネットカフェ難民はちゃんと働け」だの「日本の貧困は完全に自分のせい」だのというのは、単なる放言ではなく、日本人のマジョリティが持つ素直な意見なんですよね。 https://twitter.com/sunafukin99/status/966066276840849408


つるの剛士「いくら政権を罵倒しようが、ココロの中の貧しい言葉が有る限り永遠に貧困から逃れられないよ」 彼はプロ臣民と違わなくね? みたいなの貰ったんで余談 彼は過去にこんなtweetして都合が悪くなって消した人ですよ これ桂春蝶にも通じるんだが、安倍批判をそうとる思考回路が意味不明だわ



桂春蝶って1975年生まれ、まさにロスジェネ世代なんだよね。 このことが示唆するものは何かと考えると深刻な感じがしてくる。


@GoITO 同じ氷河期世代でも、成功した人は、失敗した同世代に意外と冷淡な部分があると思います。 なぜ「厳しい競争を勝ち抜いた自分」を必要以上に正当化(美化?)しなければならないのか理解できませんが…


「言いたかったこと」がまるで書かれていなくて驚く。


桂春蝶さんの貧困自己責任ツイートに関しては、左派のみならず、さすがに右派からも「何を言っているんだ」という批判が上がっており、守山玲司氏のスクショにあるとおり後から無理のある言い訳をしているとのこと。とのこと、というのは僕はブロックされてもう見られないので https://twitter.com/Rage022/status/965979873540894725


貧困問題に取り組む人々を「強欲」、「世の中にウケたいだけ」と揶揄し愚弄する桂春蝶。 貧困で苦しむ人々を「自分のせい」と嘲笑し侮蔑する噺家。 決して公平ではない社会の中で精一杯もがいて傷だらけになっている人々に追い討ちをかける発言。 よくここまで卑劣で残虐な人間になれたもんだ。


最近の桂春蝶と山田宏のお陰で、なんて日本の保守派が頭悪い事ばかりいうのかわかった気がする。 「日本が小型高性能化」とか「世界が憧れる日本」とか 要するにアイツら頭の中の時が止まってるんだ、 日本の保守派の保守してたのは自分の脳内の時代感だったと。


松本人志にしても桂春蝶にしても「お笑い」が弱者を無視し、虐げるのは、日本の全体が「弱者いじめ」を娯楽のように捉えているからだろうな。 教室のスミにあるイジメから、路上のヘイトスピーチまで「娯楽」なんだよ。この奴隷の国じゃ。 もう滅びた方が良いのかもね。


権力にベッタリの落語家(笑)。いや、ぜんぜん笑えない。 #桂春蝶 #安倍昭恵 #有本香 #ネトウヨ #ネトサポ #日本会議


桂春蝶とか長谷川豊って、浅知恵でいらんこと言ってしまって、理解が不足してましたって普通に謝れば炎上せずに済むのに、開き直ってバカを上乗せするから、引き返せずにダークサイドで生きるしかなくなるんだよ。


ネットカフェで定職につかず、自堕落に暮らす人間もいるだろう。そんな人に自己責任論をぶるのは構わないが、そんな人間は国に文句は言わないし、本当の貧困のために戦う人達とそういう人たちは全く別。桂春蝶は無理解だったと謝れば済む話。


桂春蝶らは自分の不勉強や無理解からくる軽はずみな発言を反省しないのは、その発言にバカウヨが群がるから。バカウヨにおだてあげられて、ダークサイドでバカのまま、より過激になっていく。百田尚樹コース。


百田尚樹みたいにどっぷりダークサイドに浸かっても安物の小説で食えるならいいが、落語家がダークサイドに落ちたら、庶民のための落語家には戻れないぞ。


逆に桂春蝶とかいうアホ芸人が「愛国者」「ナショナリスト」「共同体主義」を口で語りながら、同胞のはずの国民を平気で切り捨てに走れるのは、つまりこのアホ芸人の主観世界の中での「共同体範囲」というのが「すごい日本に相応しい立派な日本人」だけしかいないから。それ以外は「日本人じゃない」


てか桂春蝶、落語っていう「社会的余裕と多少の教養がある人間に向けた娯楽」の人間なのに、「社会の余裕は最低限でいい(なお国連の定義する基本的人権は下回る)」みたいな事を言うの、ちゃんちゃらボケナスである。ある種、僕も似たような立場だが、社会に余裕が無ければおまんまの喰いっぱぐれだ。


そも落語というのも、上方落語は昭和初期の漫才ブーム時代において商品価値の急落により廃滅の危機に瀕したり、戦後の貧困期に演目が失われたりしたのではなかったか。カネの切れ目は縁の切れ目と申しまして、それは旦那と遊女の関係だけでは御座いません(的な前口上)(何かの)


桂春蝶「この国での貧困は絶対的に『自分のせい』なのだ」 絶対的ということは100%と言うのとほぼ同義。デフレ不況20年を放置した政治の責任は無いとでも本気で思っているのだろうか?。上が腐れば下も腐る。昨今は知識人のみならず芸人を始めとする有名人の知的劣化も目立つ。国家レベルの荒廃。


各界のプロ臣民代表一覧 お笑い界   松本人志 落語界    桂 春蝶 歌手界    椎名林檎 俳優界    武田鉄矢・津川雅彦 芸能学者界  三浦瑠麗・古市憲寿 馬鹿芸能界  つるの剛士 ゲーム音楽界 すぎやまこういち 小説界    百田尚樹 各界で汚染すすみすぎだろ、日本。

 

弁護士Shin Hori氏(@ShinHori1)の自己責任論考察と桂春蝶の発言分析

「五輪で日本の一体感を否定する者は、共同体意識が弱いから、同じ社会の中の助け合いにも冷たいだろう」という意見があるが、逆に、五輪で一体感を感じる人が助け合いに熱心というわけでもない。結局、五輪で日本としての一体感を感じるか否かとは関係なく、共同体の弱者に冷たい人は冷たいのだろう。


要するに、五輪で日本としての一体感を感じる人も、また感じない人も、どっちにしても、国や共同体の中の弱者に冷たい人は冷たいのだろうし、助け合いを考える人は考えるだろう、ということで、個人差の問題という極々常識的でつまらない結論におちつく。


これだけでは平凡過ぎるので一言付け加える。「五輪で国の一体感を主張するのに、社会的弱者に冷たい人」というパターンの人は、恐らく、国民の共同体意識を感じているのではなくて、単に強者とか権力に憧れて「国」を強調しているだけなのではないか。そういうのを“保守”には含めたくないものである。


桂春蝶氏の文章を見直してみたが、どうやら「日本は素晴らしい→その素晴らしい日本社会のせいで苦しむ弱者がいるわけがない→貧困は社会のせいではなく自己責任」という考え方のようだ。つまり「同じ日本国民だから助けねば」ではなく「日本国民に駄目な奴がいるわけがない」という発想である。 https://twitter.com/ShinHori1/status/966158850108739584


私は、伝統保守風思想とネオリベ的競争主義の両方を同じ人が主張する事があるのはなぜか、長年不思議に思っていたが、ついに謎が解けた。「日本社会は凄い」→「だから日本人は自己責任・自助努力で競争に打ち勝てる。弱者は自己責任であり、社会の責任のはずがない」という発想なのである。


逆に「日本駄目だ」という人にも2種類あって、「日本は欠陥だらけの社会だから、困窮した人は社会の犠牲者であり何とかしろ」という発想と、「日本は欠陥だらけだから米国風に個人が自立して戦え」という発想の両方が生まれる。リベラルだの保守だのの入り組んで複雑な状況はこういう所から出てくる。


従って非情な自己責任主義を批判して共助を目指す立場にも2つあり、「日本は欠陥だらけの社会だから、社会の犠牲者を助けろ」という発想と「日本は同胞を見捨てない社会だから、助けろ」という発想の両方がある。恐らく昭和の55年体制というのは、前者を旧社会党、後者を自民旧主流派が担ったのだろう


例えば、はすみとしこ氏、杉田水脈氏、田母神氏などが、リバタリアンや米国共和党風自由主義の考え方でもないのに弱者に厳しい言動をする理由は、上記の「日本社会は凄いのだから、この素晴らしい社会の犠牲者なんかいるわけがない(=自己責任)」という発想ですべて説明がつくのである。(おわり)

管理人のコメント

桂春蝶氏のツイートには2点の大きな間違いがあります。

「世界中が憧れるこの日本」と「この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ」の部分です。

「世界中が憧れるこの日本」については、桂春蝶氏がどういう文脈で発言したのかはわかりませんが、言葉通りに受け取るとすると世界情勢への認識に大きな誤りがあります。

一点目。まず、日本が外国から憧れられていたのは少なくとも10年前以上の話です。そして「世界中が」日本に憧れたことは過去に一度もありません。欧米の白人国家がアジアの日本に憧れたことは歴史上一度もないと思います。「日本スゴい」系の番組やコピペを真に受けているのでしょうか。いい歳して恥ずかしい話です。

二点目。「この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ」については、「絶対的に「自分のせい」」の部分で、障害者や事故など不運によって貧困に陥った人に対する配慮がまったくないことに驚きます。

桂春蝶氏がこのような愚かなツイートをしてしまった背景分析、考察は@ShinHori1氏のツイートが簡潔でわかりやすいでしょう。

つまり、桂春蝶氏は「日本社会は凄いのだから、この素晴らしい社会の犠牲者なんかいるわけがない(=自己責任)」と心の底から信じて疑わないのです。

あまりの批判の多さに、続くツイートで言い訳めいたことを書き、さらに自身の貧乏時代エピソードを書き連ねていますが、「日本社会は凄いのだから、この素晴らしい社会の犠牲者なんかいるわけがない(=自己責任)」という現実認識がおかしいので、さらに批判を呼ぶ結果となっています。

貧乏エピソードもツッコミどころ満載で読んでいるこちらが困惑してしまいます。彼はいっとき貧乏だったかもしれませんが、有名落語家の2世なわけで将来は約束されているのです。貧困にあえぐ人々の貧乏とは根本的に性質が違います。

また、ツイートするほどの貧乏を経験しておきながら「こんな苦労はもうしたくない。だから貧困にあえぐ人々を助けるべきだ」という発想になぜ至らないのか不思議でなりません。

要は「俺がした苦労をほかの奴らも味わうべきだ。不公平だ」ということなのでしょう。体育会系部活の下級生かわいがり、ブラック企業のハラスメントと根は同じなのかもしれません。

このように日本人は放っておくと弱者をとことん苛め抜き、あろうことか苛めを伝統として時代を越えて継承してしまう世界でも珍しい異常な習性を持った民族です。これを打破するには外圧に頼るのが一番手っ取り早いと思います。アメリカ政府が日本に内政干渉して適切な再配分を行い、日本人の精神にこびりついた異常な文化を破壊してくれることを願ってやみません。

【関連リンク】
桂春蝶氏が過去に新潟県知事に見事に論破された騒動につきましてはこちらを御覧ください。

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社会問題

Posted by galapgs