日本人にはなぜ心の余裕がないのか

日本人は有給休暇の取得率が世界最下位だそうです。

支給日数に対する取得日数は50%。体感値としてはもっと低いのではと思います。東京で正社員として働く男性なら、おそらく50%を大きく下回っているはずです。

仮に有給休暇を取得したとしても、「自分が休むことで業務に穴を開けてしまって申し訳ない」といった罪悪感にまみれ、上司や周囲の顔色を伺いながら取得しているケースが多く、有給を使い切るなどとてもじゃないけどできる空気ではないのが実情でしょう。

有給が取りづらいだけでなく、日常の労働も海外と比べるとずいぶんと息苦しいと思います。欧州人などは平気で2時間くらい昼休みを取りますし、家へ帰るのも早いです。

日本の日常生活には余裕が決定的に欠けていると思います。常に真面目に頑張らなければならない「息苦しさ」とでも言うべきものがあるように感じます。

日本にはなくて、諸外国にはある日常生活の余裕というのは、たとえばこの動画のようなものです。

ゴミ収集員が、収集員に憧れる少年と仕事中に遭遇し、ひとときの心の交流を楽しんでいる動画です。

これを見て「ほっこりした」と思う人は多いでしょう。しかし、日本のゴミ収集車がこれをやったら、役所にクレームを入れる人が続出すると思います。「仕事中に遊ぶな!」と。

そしておそらく「ほっこりした」と思っていた人たちも、この動画が日本の風景で、登場人物も日本人だけだったら、「ほっこりした」とは言わないでしょう。過半数は不快に思うはずです。「サボり動画を全世界に公開するとはさすがバカッターだなw」といった罵詈雑言であふれるはずです。

他人がサボっているのが許せない、楽しそうに仕事をしている人に罰を与えたい。それが日本人の労働観であり、DNAに刻まれた習性です。

動画を見て「ほっこりした」と言っている人は、外国の自分に関係ない話だから気楽に構えているだけであって、自分の身近で日本人が同じことをやったら本音では「ムカつく」のです。「税金で食ってるやつらがサボってる」と。

日本人のこの習性を侮ってはいけません。日本人は消防隊員がコンビニで水を買ったくらいでクレームを入れる人が続出するほど他者に不寛容な民族です。「消防士 クレーム」で検索してみて下さい。おぞましいクレームの数々と、精神的な余裕のなさを存分に感じられると思います。

しかし、改めて考えてみると、そんな人生のどこが楽しいのだろうと思ってしまいます。何のための人生か。他人の有給休暇がなぜ許せないのか。他人が仕事中に息抜きをしている程度のことがなぜ許せないのか。

この記事では、このツイートに対する反応と、なぜ日本には生活の中に余裕がないのかについて考察したツイートをまとめてみました。


スポンサーリンク

この動画に対するネットの反応

この少年にとって街を綺麗にする仕事をしている彼らはヒーローなんだね。 少年の存在は彼らの仕事に誇りを与えてくれる。 こんなに嬉しい事はない。

作業服、作ってもらったんですかね。彼にとって憧れの職業なのかしら。みんなが触りたがらない、片付けしたくない物を持って行って頂いているわけだから、作業員には敬服しないといけませんね。

いいな、精神的にゆとりがある豊かな社会は。

外国の方は、こういった行為をさりげなく、普通にされますよね。 一人の為に公共の職員が、決まりとかの垣根を超えて協力したり。 自分も、在住?されていた通りの外国の方に、助けて貰った事がありました。 自分も、手助けを必要としている方とかいたら、さりげなく行動出来るようになりたいです。

幸福を感じるにはカネが要らないんだ、ということが彼ら基本的にわかってる。日本人のいちばん欠けているモノだね、残念ながら。

本当にホッコリする映像だ。 昭和の時代はあったんだよ。 でも今の日本で 清掃員に興味を持つ自分の子供を 近付ける親はいるのかな? そして清掃員と子供のふれあいのビデオを良いように受け止めれる 人達ばかりじゃなくなっている 日本の現実。

ぼんじーあ!ってこんにちはって言ってる〜 気さくだけれど、敬意を小さい人へ払って、身を屈めてたり手袋脱いでたり、素敵ですね...!こういう体験っていいな〜宝物になりますね!

子供にとってゴミ収集車、それに乗っている方々はヒーローですもんね(´∀`*)子供嬉しかっただろうなぁ。 それにちゃんと対応した作業員の方達に拍手。

子どもの服が素敵♥️ うちの子は収集車乗せてもらえたし、孫はごみ捨てて、ガーってやるスイッチ押させてもらった。上司が知ったら叱られる案件かなぁ(笑)でも大喜びだった。

治安が悪い国々は逆にマトモな国民らは優しいし心に余裕があります。相互助け合いといいうか。アフリカの途上国に住んで世界を旅して感じました。日本も昔は工事現場で作業中ブルドーザーとかに乗せてくれました。今そんなのしたら大変です。

米国に住んでいた時、出動する消防士に手を振ると、ほぼ全員で満面の笑顔で振り返してくれた。日本でも振ったら控えめに一瞬だけ笑顔を見せてくれた。

お兄さんたちナイス! ちびっこのささやかな願いを叶えるために、忙しい手を止めることは、なかなか出来ることじゃないよ! ちびっこにとってはここが、人生の分岐点になったかもしれない。お手伝い(ごみ捨て)大好きっ子になるかもな。

さすがブラジル🇧🇷だな。人生感が全く違う。清掃員の作業着を作って貰って、清掃作業を手伝った子供も嬉しいだろうが、清掃員達が最も嬉しいだろう。彼の国でも清掃作業は、所謂3K作業と一般には思われているはずだが、此処からは「職業に貴賎なし」が伝わってくる。

日本のごみ収集って、昔は自治体直営4人体制くらいだったのが、プロ市民に散々叩かれて、安い民間委託になって1~2人で収集するようになっちゃったから、時間的にも精神的にも余裕なんてないはず。ごみ収集に限らず、公共事業も民間事業も人件費ケチりすぎ。

日本だったら、ゴミ投げるな!と怒られるか、ゴミはこうして捨てようと"教育"のシステムの中に押し込めるように教えると思う。 ブラジル国旗には"秩序と進歩"と書いてあるのだけど、あまり行き過ぎると窮屈になるのは、私たちが経験済み。

日本でもし清掃員がこんなことやってたら清掃局に苦情殺到しちゃうんだろうなあ。余裕があるないだけの問題でもないんだろうなとは思う。

この余裕が日本でできないのは 日本人の細かすぎるお客様の精神だよな〜 期限、時間指定、期述とにかく時間縛りの仕事だからね

日本では無理でしょう。コンビニで店員さんが話してるのをみてイラっとしたりした時点で無理。スマホ触ってたらもってのほかとかも同じ。海外ではそれが当たり前。自分たちでバイアスかかってんのがブーメランで頭に刺さってんのが気がついていないので重症だわね。

日本で同じ事をやったら役所へ苦情電話が入るんでしょうねぇ・・・

日本でやったら「人数多すぎる、遊んでる、暇なのか、税金がー!」って苦情が入るね。間違いなし。

めちゃくちゃ大事なことが詰まってる気がする。 日本なら近づくと危ないとか、作業員さんの邪魔しちゃダメとかなりそうだけど。 この子はゴミをポイ捨てする子にはならないだろうな〜とか想像してしまう。 仕事ってこんな風がいいんじゃないのかな〜。

ゴミ清掃車は子供にとってめっちゃカッコイイ車なんだよ! まるこも好きだった。 この子はすごく可愛いし、親も素敵だ! 何より清掃員たちがとってもクール!! こうした公共の仕事をする人たちに敬意と憧れを持っていてほしい。 日本もそんな余裕もってほしいな!

分かる。これが日本だと「こんな道草食ってるからゴミ回収遅れるし人件費余計にかかるじゃないか」ってブーイング出るの目に見えてるから。でもこうして大人と触れ合うことで、この子供も社会の大事な仕事は何かを学んでいくんだよね。

日本のゴミ収集業者じゃこうはならんわな。子供が興味持ったとしても親は汚いからと止める。運転手や回収者は近寄られてケガされるリスクや単純に仕事の邪魔とオラつく。 無知だからか個人的にビックリしたのは、白人の子を黒人に触らせる親と、コメントにもあるが作業員がさりげなく手袋脱いでる事。

介護職員やってます。ホントはこういう心持ちでやってあげたいのにって思うのに、実際は日々切羽詰まってカリカリしてます。どこで間違ったんかなあ。ジイチャンバーチャン、好きなのよ。ホント。 介護

ぶらさがってるコメントも一緒に読むと、成熟した大人とはなんだろう、と考えさせられる


同じことを日本でやったらどうなるか、日本人はなぜクレーマー化するのか

日本じゃ子供に手を振っただけでもクレームつけよる

ブラジル人は本当にこういうの大事にする 大事にするというか人と人の関わりを大切にするけん他人でもなんでも友達かのように接するけん大好き。笑 日本は本当にこういう所融通きかない気がする。笑笑

日本人は圧倒的に時間が足りないのだと痛感させられる。

効率や業務外などにおいて一様に「不必要」とされたり、衛生や事故などのリスクから「危機管理不足」と言われたり。 大衆の公約数から導き出される考えは、やはり限りなく無味無臭へ向かうのでしょうね。 正論という名のアポトーシス。 (>_<)

いまの日本人は、コミュニケーションがずいぶん下手になってしまったなぁ。 って思ってしまいますね。

日本人なんてゴミ収集の方が街中で片付けてくれてたら、皆が鼻をつまんで避けてたし、睨みつけて通ってた奴もいた 確かに生ゴミが酷く臭かったけど、彼らに感謝こそすれあんなことをするかね? 本当に人としてゴミ  できるならあいつらをゴミ収集車にぶち込んでやりたかった

日本の清掃員がこんなことしたら、「真面目にやれ。不謹慎だ」なんてバッシング喰らうんだろうな・・・。

昭和の時代には清掃員の方とコミュニケーションがあったんだけどね。 今は何でもクレームだから大変だよな。 無くてはならないと仕事だからめげずに頑張ってもらいたい。

データの取得に失敗しました。ツイートIDまたはAPI接続用アカウント情報を再度確認して下さい。

日本人にはなぜ余裕がないのか

日本と海外比較してしまうが、日本人は真面目な人が多いけど心の余裕が無いように感じる。 初めて海外行った時びっくりしたのはMARVELシリーズのコスプレした人がいて見てるだけでホッコリした。写真撮影も快くして貰えて今では思い出の1枚です。 文化の違いはあるが心の余裕は大切。 凄く考えさせた。

可燃ごみの時、後だしの女性が慌ててきて、自分で投げもうとする人はいるけど、受け取るようにしている。汁が吹き出してきて被弾したら事なので。ブラジルはユニフォームもオシャレで皆おおらかな作業風景でいいな。日本は時間もないのとやはり苦情電話が怖いので余計なアクションはちとキビシイ。

日本はイレギュラーなものを許容することができない社会になってしまったんだよね…効率化を目指した弊害なのかもね。

うちの近所にくるゴミ収集車なんて、たぶん自閉症かなんかの人雇ってるんだけど、ちょっと遅れたりしただけで怒鳴りちらしてるもんなーー。あれ、住民が見てたって気分よくないよ。このくらいの余裕が羨ましいよ。

これ日本だったら大半は無視で、よくて手を振るか「危ないからあっち行っててね」だろうな… 働く人がかっこよくて楽しそうだからこの子も憧れたんだろうけど、日本は働く人々が楽しそうじゃないから憧れる職少ないわな…

これとは全然違うけど、私はハワイのマウイ島で路線バスで1人で観光していた時に、丘の上を走るバスの中から沖合いで潮を吹くクジラが見えたんだけど、運転手さんがルートを外れて展望台まで連れてってくれた。 その後何の問題もなく運行したし、乗客は私だけだったけど、日本なら大問題よね。

日本ってこれできないよねー 余裕なさすぎるんだろうねー もっと余裕を持ちたい✨

日本でコレやると、後で作業員の人たちは無茶苦茶怒られるんだろうな。前にごみ収集車に自分でゴミを入れようとしたら、「危ないから入れないで!」と思いっきり注意された。 確かに巻き込まれたらエライことになる

海外マレーシアにも同じような 余裕がある。 あたかも仲間、絆、おもいやり、おもてなし的なわざとらしい言葉なんて使う必要ナシ。

この服、作ってもらったのかな? まるでバスケットのシュートみたいにカッコよく見えたんだろうね💕 清掃員の人たちも見過ごした無視せずに 手ぶくろ外してとか さり気ない気遣いしてる 1分でどれだけさばくか、 なんて仕事の仕方してると体も精神もやられるよね 日本の企業おかしくない??

日本にこんな余裕がない…。余裕が無さすぎるよ…。


まとめ

この動画に対する反応を見ていると、日本人は経済を発展させていく過程で大事なものを忘れてしまった…という論調の人が多いように感じます。

たしかにそう思います。しかし、同時にそれだけが理由ではないとも思います。

なぜなら経済を重視した国は日本以外にもたくさんありますが、日本ほど生活の中に余裕がない国を見たことがないからです。

つまり、「余裕のなさ」は、日本人の特質ではないかと思うのです。

他人がサボっているのが許せない、楽しそうに仕事をしている人に罰を与えたい。それが日本人の労働観です。そして、罰を与えた結果、自分の生活が息苦しくなったとしても他人が楽しそうに働いていることを許せないのが日本人です。

自分が損をする結果になったとしても、他人にダメージを与えたいという歪んだ精神風土が日本人の本質です。

楽しそうに、人間らしく生きている人たちをどんどん取り締まった結果、自分たちの生活を息苦しくしてしまった愚かな民族が日本人です。

これを読んだ人に強く主張したいのは、そんな日本の精神風土を変えよう、そんな日本であっても自分らしく生きようなどとは間違っても思わないことです。

少しでも人間らしく生きたいと思ったら、日本の社会を変えようなどと思わず、さっさと海外へ脱出することをおすすめします。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

日本人の国民性

Posted by galapgs