2020年2月20日、作家の百田尚樹氏が保守論客の中に官邸から謝礼を貰っていることを暴露し、SNSなどでは一般層からの失笑とともに、ネトウヨ層が動揺し始め、騒然となっています。
百田氏はもともと保守派、右寄りの思想を持つ人物として知られてきましたが、最近、なにかに目覚めたように安倍政権を批判しだしており、その言動が注目を集めていました。
この記事では百田尚樹氏の最近のツイートをまとめるとともに、脱ネトウヨについて検証し、保守論客の金貰ってる問題について考察してみました。
百田尚樹が暴露ツイート「保守論客は官邸から金を貰っている!」
まさに!しかも、ここにきて、総理と親しい論客や言論人が、積極的・消極的に政権擁護に回っています。私も総理と親しい関係だが、今回の対応には、断固として批判していきます!
保守論客の中には、官邸から仕事をもらったり、選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしている人がいる。まあ、それは許そう。しかし、そういう恩義で今回の官邸の対応を擁護しているとしたら、最低だと思う。
私は与党議員の選挙応援なんか行ったことがない。仮に行ってもゼニなんかもらわんよ!私は消費税増税も反対したし、働きかた改革も大反対。他にもいっぱい反対してる。アホは黙っといてくれないか。
「私は個人的に安倍総理は好きだ」のくだりが少し引っかかりますが、だいぶ洗脳が解けてきているように感じます。
そして選挙応援で謝礼を支払うって公職選挙法に思いっきり抵触しているのですが、それは…。
選挙応援をしても金は貰わない宣言にはベストセラー作家のプライドが垣間見えますね。逆に今まで金も貰ってないのに自民党を支持していたのかと思うと、「ご苦労さまです」とねぎらいの声をかけてあげたくなります。
しかし安心してはいけません。他のツイートを見れば、まだまだ洗脳が解けていないことがわかります。
百田尚樹にネトウヨ卒業はやっぱり無理だとわかるツイート
私は安倍総理を詐欺師とは思わない。国会議員として本当に誠実で真摯な人だ。あんな政治家は滅多にいない。しかし今回、中国肺炎の対応で危機管理能力と決断力が欠如した政治家とわかってしまった…。言うとくけど、そこらの政治家は安倍さん以下。つまり誰が首相でも日本はダメだったということ。
あほか!安倍総理はそれでも野党の政治家よりは100倍もいいんだよ!でもね、クズやクソも比較して100倍よかっても、いいとは言えんだろ。したら顔で、偉そうに言うな、ボケ!すっこんでろ。
私が安倍総理を批判したと知って、野党支持者やリベラルのバカ連中が「百田尚樹が反安倍に寝返った!」と喜んでいるが、お前らに言っていく。今回、安倍政権は無能ぶりを露呈したが、野党の無能さは安倍政権など足元にも及ばないレベルだから!
以上のツイートを読んでわかる通り、百田尚樹氏は安倍政権の新型コロナウイルス対策について批判しているにすぎず、野党批判は継続しています。
これらのツイートを見ると、ネトウヨ卒業とはとうてい言えない状況です。
百田尚樹 保守論客を敵に回し始める
ただ、今回の一連の百田尚樹氏によるツイートには評価すべき点もあると考えます。その一例がこちらのツイート。
政府に取り次ぐって…
小川さんは政府の出先機関ですかって話。
そういうことを言えば、政府広報ですかと思われますよ。 https://t.co/W6NFyQiUEY— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) February 24, 2020
政治家でもなんでもない小川榮太郎氏が「必要な具申があれば政府に取り次ぎますので私にお知らせください」などとほざいているのを百田尚樹氏が冷静にツッコミ入れてます。たしかに、「政府に取り次ぎます」ってお前何者やねんという感じではあります。
このような安倍忖度、官邸との密着ぶりを隠そうともしない異様さを冷静に指摘するツイートは、これまでの百田尚樹氏にはなかったものです。
ネトウヨ卒業かどうかはともかく、何かに目覚め始めているのはたしかでしょう(笑)
百田尚樹の反応に対するネットの反応
データの取得に失敗しました。ツイートIDまたはAPI接続用アカウント情報を再度確認して下さい。百田尚樹氏が「保守論客の中には…選挙のたびに応援演説に行き少なくない謝礼をもらったりしている人がいる」とツイートをしている。これが事実なら「買収」で公職選挙法違反確実。週刊誌ほかメディア各社はすぐに取材に動くだろう。
そうなんだ。保守論客は、官邸から仕事や金をもらっていたんだ。さもしいね。百田尚樹さんは、本当の事を言う人だから「大切」にしないといけない。私はバカ扱いされたがそれでも彼の作品には、矜恃があると思っている。
管理人の一言
しかし「罪を憎んで人を憎まず」、「安倍を憎んでネトウヨを憎まず」の精神で生温かい目で見守ってあげましょう!
更新ないけど生きてますかー
パヨク無事死亡w