小沢健二はなぜ紅白歌合戦に出るのか……90年代に生きた人をいまも惹きつけるオザケンの魅力とは

オザケンこと小沢健二が1996年以来、21年ぶりのNHK紅白歌合戦出場が内定したとの報道がありました。この記事では、小沢健二の紅白出場についてTwitterでの反応と、小沢健二の現在やフリッパーズ・ギター時代からの音楽性についてもまとめてみました。

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21年ぶりの紅白出場内定に対する驚き


https://twitter.com/kobeni/status/917542112752689152

スポーツニッポンで小沢健二の紅白出場が内定したとの報道。ファンから驚きの声があがっていました。

NHK「SONGS」出演が紅白出場内定への布石だったという声

NHKの慣例により、10月以降の「SONGS」出演者は紅白歌合戦への出場がほぼ内定しているそうです。紅白出場の選考は例年、何を基準にするかが議論となっていますが、小沢健二の場合はCDの売上よりも、その独特の音楽性を評価されて……ということでしょうか。

小沢健二が紅白内定だとすると、小沢健二とコラボしていたSEKAI NO OWARIも紅白内定したと言っていいのかもしれません。

現在の小沢健二について

現在の小沢健二はファンが悲しくなるくらい声が出ていないとの報告も。加齢により声帯が衰えることはよくあることですが、もともと歌が上手いタイプではなかったと思います。ただ、小沢健二はブランクが長かっただけに、かつての声との違いがより意識されてしまい、ファンの衝撃度も増しているのでしょう。

小沢健二の音楽性について

小沢健二の音楽性は、フリッパーズ・ギター時代から元ネタありきの作曲スタイルで、悪く言えばパクリとも言われかねないものでした。それどころかフリッパーズ・ギター時代は本人たちが「パクリをやっている」と公言することもありましたが、いわゆるJ-POPによくある「洋楽からの盗作」とされることは少なく、むしろ質の良いオマージュとして、音楽シーン全体から許容されてきました。小沢健二のパクリはパクリではなく「引用」であるという認識なのでしょう。

たとえばこの曲もそっくりなフレーズが登場します。

小沢健二 – ラブリー

元ネタ BETTY WRIGHT – CLEAN UP WOMAN

まとめ:管理人のコメント

小沢健二の音楽性はパクリなのか引用なのか、様々な議論がありますが、日本の音楽シーンに対する影響力は絶大です。CDの売上や過去の実績も、数字だけを見れば平凡なものかもしれませんが。要するに玄人受けする人なのだと思います。

紅白出場はあくまで結果ですが、もし出場するならば、それはNHKで紅白歌合戦を制作しているスタッフがすでに小沢健二を青春時代に好きだった世代になっているということでしょう。彼らはAKBとジャニーズばかりのヒットチャートや日本の音楽シーンにほとほと嫌気が差しているけれども、AKBやジャニーズを外すわけにも行かず、ならばと自分たちの評価するミュージシャンを押し込んだ、というふうにも見えます。

若い世代にとっては小沢健二といっても「誰、この人?」状態であることも想定されるわけですが、星野源とファン層はかぶりそうですし、現在の音楽シーンにも受け入れられる素地がありそうです。小澤征爾と親戚で、父は大学教授と、血統からして恵まれているわけですが、要するに運がいい人なのだと思います。

小沢健二自身はもう何もしなくても余生を生きるくらいは蓄えもあるはずですが、このタイミングでなぜ活動を活発化させたのかは謎です。かつて小沢は「ぼくらが旅に出る理由」という歌を歌って、その歌詞の通り旅に出て、海外を転々としていました。もしかしたら、今の日本に思うところがあって何かを伝えなければという使命感があるのかもしれません。

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Posted by galapgs