山本太郎「伝説の演説」書き起こし~れいわ新選組は日本を変えるかもしれない

山本太郎の「伝説の演説」と言われる2019年5月5日小倉駅前での演説のクライマックス部分を書き起こし、さらにれいわ新選組が掲げる「消費税廃止」などの政策の財源についての解説をまとめ、該当部分の演説を書き起こしました。

当ブログでは、山本太郎氏の動向を注視してきました。

その理由は、彼の演説力にあります。まず言いたいのは山本氏の演説は天下一品だということ。安倍晋三氏などとは比べ物にならない熱量とアドリブに対応する頭の回転があります。

過去には彼の演説を題材にこのような記事も制作しました。

山本氏は色物扱いされがちですが、演説を聞けば、その政策は意外にも真っ当なものであることがわかります。

政策は一貫して「弱者救済」の政治信念に根ざした揺るぎないもので、野党にありがちな実現性や現実との整合性の乏しいものでもありません。

いっぽうで、有権者の間では芸能人時代の奇行やパフォーマンス的な部分だけを切り取って山本氏を揶揄する風潮が強いように見えます。

当ブログは山本太郎氏が全国を行脚する中で、少しづつ有権者の意識を変えつつあることをより多くの人に知ってもらうべく、彼の演説の一部を紹介します。

紹介するのは2019年5月5日に福岡県小倉駅前で行われたもので、「伝説の演説」とも呼ばれているものです。


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山本太郎 伝説の演説 動画と書き起こし

山本太郎:どうぞ、どうぞ。せっかくですから。

質問者:悪いけど、一人で国会を変えれるんかなと。

山本太郎:だからですよ、ありがとうございます。いいこと言ってくれはった。国会議員ひとりでできることなんて限られてるんですよ。当たり前です。だから私に力をくださいとお願いにあがってるんです。

山本太郎が一人のままでいるのか、10人になれるのか、20人になれるのか、50人になれるのか。誰が決めるんですか? みなさんですよ。

聴衆:そうです、私たちも一人です。

山本太郎:(聴衆の発言を一旦制止して)ちょっと待ってください。

一人の国会議員に何ができるんだって当然です。おっしゃる通りです。

消費税をゼロにする、奨学金をチャラにする。ね? 全国一律で政府が保障して最低賃金を1,500円にする。私一人じゃできない。でもみなさん、それ実現したくないですか?って話なんですよ。

実現するために力を貸してくださいよ。財政出動をもっとデカくして、あなたの借金をチャラにするようなことができるんですよって。実際に今の経済で。実際に力を持てばできるんだってことです。どうして諦めるんですか?

自分には力がないって思わされてるんじゃないですか?

あなたに何ができるの? あなたは国の役に立ってる? 会社の役に立ってる? 家の役に立ってる? 常に(このように)言われるのは「マウンティング」ですよ。

そんな中で自分自身に自信が持てなくて、生きてていいのかとまで思ってしまって、自分は存在していていいのかとさえ思わされる。そんな世の中に生きているのがもう嫌なんだって話なんですよ。

それを救えるような政治を作りたいからここに立っているんですよ。

(聴衆から拍手)

全国ツアーするだけで300万円かかってるんですよ。当然ですよ、ゴールデンウィークに人が移動して宿も借りて、いろいろやって。

みなさんで政治、これ選挙やるのにお金がかかる、お金をくださいって言ってるけれども、このツアーでさえも借金を重ねながらやるしかないんですよ。

どうしてか。本気だからですよ。

自分一人が勝つためだけだったら、私、小沢一郎さんとまだいます。自分一人の政治家のキャリアだけを考えるんだったら、小沢さんについていきます。

どうしてか。政治とは何なのか。どのような形でやっていかなきゃならないのかってことを、もっとその王道を勉強したい。そのほうが私はいい政治家に、ステップバイステップでなっていけるかもしれない。

でもこの国が壊れていく、その速度。待てますか?

私が政治家として一人前にちゃんとなれるっていう20年、30年を、この国が壊れるっていう事態が待てますか?っていう話なんですよ。待てないですよ。

今でも壊されているんですよって。

子供の7人に1人が貧困ですよって言いましたよねって。全体の56.5%が生活が苦しいっていう状況にされていて、一人暮らしの女性の3人に1人が貧困っていう状態にされていて、今、貯蓄ゼロっていう20代が60%を超えていて、30代、40代、50代でも貯蓄ゼロが40%超えていて、将来高齢化したときに国は切り捨てるしかないんですよ。野垂れ死にですよ。

これを私が自分のキャリアを深めるために、小沢さんのそばについていながら、10年、20年政治を勉強し続けて雑巾がけ頑張りますって言ったら、今の自民党の若手と一緒なんですよ。

今の自民党の若手は何か? 働き方がぶっ壊されたり、外国から大量に外国人が…、外国の労働者を呼び込めるようになったり、TPPに賛成したりとか。この国がぶっ壊されることを次々に賛成し続けているんですよ。

理由は何? 自分のキャリア、潰したくないから。

ここで総理がやることに反対するなんて言ったら、次、自分に目がないから。

そんな人間にこの国救えるかよって思いますよ。

(聴衆から拍手)

ガチで喧嘩する気力もないのに、気概もないのに、どうして政治の場に来たんだよって話なんですよ。

この国の状況、はっきりわかってんのやろって。壊れていくしかないんですよ。

みんな壊れてるじゃないですか。

労災の請求件数、どんだけ上がってますかって。平成の最初から。数件程度だったものが、もう1,000件レベルですよ。

労災の請求をできるだけでも、まだよかったのかもしれない。ボロボロにされても。そこに行き着けない人もいるし。何もかも壊された人たちなんていっぱいいますよ。

働き方、無茶苦茶にされて。誰が救うんだよ、これを。政治しかないだろって。

その政治変えるの誰だよって言ったら、みんなじゃないですか。

(涙声で)力貸してくださいよ!

(聴衆から拍手。山本太郎は涙を拭う仕草)

聴衆:どうも、気持ちよくわかりました。ありがとうございました。

山本太郎:いいんです、いいんです。いいんですよ、ごめんなさい。感情高ぶってね。感情高ぶって申し訳ないんですけど、それぐらいの気持ち持って政治やってほしいよ。

だってみんなに食べさしてもろてるやん。

今、人間を本当に…、部品のように…、交換のきく部品のように扱ってるやん。

今、勝ててる人でもいつまで勝てるかわかりませんよ、ハッキリ言って。

あなたが経団連の関連の企業の御曹司だったら話は別かもしれない。海外に資産、大量に移してこの国からいつでも逃げられるって状況だったら助かるかもしれない。

でも一人ひとり、この国に生きる大多数はこの国に生きるしかないわけでしょ。だったら政治がやるしかないじゃないかよって話なんですよ。もう食い物にされてんだよ、全員が。

(聴衆から拍手)

奨学金で考えてみてください、若い人。(涙を拭いながら)ごめんね。

奨学金で考えてほしいんですよ。どうして若い人に借金をさせてまで学校で学ばせるの?

教育を受けたいっていう若い人たちに教育を受けさせるようにするのが国の役目じゃないですか。先行投資ですよ。未来に対して投資する。

でもこの国は違うよって。武富士がやってるようなサラ金に巻き込んでいってるんですよ。

これで誰が儲かってるって言ったら、金融機関じゃないですか。どうして金融機関に年間340億、儲けさせるために若い人たちに借金させるの?

大人が借金しようと思ったら何しなきゃいけない? 自分がちゃんと仕事決まってて、年収これくらいあって、だから返済がこれくらい可能だからお金借りられるっていう、そういう手続きじゃないですか。

でも将来、何者かになるにもわかってなくて、給料いくら貰えるかわからないっていう状態で、どうしてそんな人たちに300万も400万も500万も借りさせるような状況にできるんですか。

大学院出たら1,000万、奨学金肩にのしかかって、社会出る。初任給いくらよ?

その薄い初任給の中から生活していくんでしょ。そのうえに奨学金返済まであるの? 自分で独り立ちできる? 実家から出づらいんちゃう? 家賃まで払えるの?

少子化加速するに決まってるやん。

わかっててやってるよ、もう!

もうすでにみんな食われてるんですよ。この国に生きるみなさんのために政治をやりますなんて前提、茶番の国会の中ではないんですよ!

だから6年いたから、もう一回同じ茶番に6年、自分があの中に入ったとしても、ガス抜きにしかなれてないんじゃないですか。

それをもう一回、僕がやるんですか?

意味がないとは言わない。でも本当にそれじゃ救えないじゃないかってことですよ。

だから力貸してくださいって。みんなで変える時に来てるんだよって。

もう時間ないですよ。時間ない。

だからこうやってお願いしてるんです。力貸してくれませんか。

力貸してほしいんですよ。

(聴衆から拍手)

政治なんて政治のプロに任せておけばいいなんて大間違い。政治のプロに任せ続けて、いったいどんな世の中になった? どんな生活になった?

政治家としては未熟かもしれない。荒削りかもしれない。そんな山本太郎だけど、本気でやりたいんですよ。本気で怒ってるんですよ。本気でやりたいんですよ!

だから力貸してください、お願いします。

力貸してください。

(山本太郎が深々とお辞儀。聴衆は拍手)

ありがとうございます。


山本太郎「伝説の演説」についてネットの反応

今年5月に福岡小倉駅で行われた、山本太郎議員のスピーチ。8分43秒の中に、今の日本の問題が凝縮されている。支持政党など関係なく、官僚やメディア企業の人たちにも聴いてもらいたい。何度も強調されるのが「残り時間」。 これをテレビで流せば投票率九割行くかもしれない。

ここで山本太郎議員が語る濃密な言葉は、今回の参院選という限られた話ではなく、本当に国の行く末を考える人なら誰でも内心で感じているはずの現実です。メディア業界で働く人に心があるなら、自分と家族、特に子どもの将来に関わる問題として、まず同僚と話題にしてほしい。

参議院議員を6年やり、国会というシステムの裏と表を見て、これをこのまま続けても自分が政治家として成長するスピードより社会が壊れていくスピードの方が速い、だから違うやり方で戦わないといけない、という切実な問題意識が、聴く者の心に響き、揺さぶるのだと思います。

何故、小沢一郎氏の元を離れて、政党を立ち上げたのか、明解に一発でわかる。魂のこもった、良い演説だった。でも、アベ信者もアベの演説を聞いて、高揚するような演説なんだろう。でも、山本太郎の演説は、彼の支持者でなくても、引き込まれてしまう気がする。

例えテレビが一切流さなくても、これを見た俺たち自身が、この男の情熱を伝え続けなくてはならない。 無関心の壁はとてつもなく高いが、選挙という「足場」があるなら、背水の陣を敷くこの男を担いで超えてやろうと思う。 それを可能にするのは俺たちの本気。

心が魂が揺さぶられる。この動画を見て必ず選挙に行って欲しい!!

テレビでは流せないこの映像。本物の政治家の言葉。 投票しない40パーセントの人に、なんとか伝える術はないのだろうか。 20パーセントに満たない人達の自民党票で決められていく政治なんて、もう見たくありません。

いつの日にか「小倉の夜…すべてはあの日から始まった」と語られるようになる。自分は北九州在住だが、あの瞬間に立ち会えなかったことを深く後悔している。

山本太郎さんのこの演説は日本国民全員に聞いてほしい。こういう人が政界にもっと沢山いればなぁ。

山本太郎伝説の演説。期待したくなるなぁ。本来はこれみてグッときてたらあかんねん。これが標準じゃないと。国民はこういう本気の人選ばんと。本気で国民の利益を追求してのトライなら失敗してもいいよ。今よりよっぽどいい。

ど正論。 でも、だって、どうせが横行して声を上げる事すら誰を信じて良いのかすらわからない状態を黙って見過ごすか罵られても叩かれてもぶつかる人に期待するか。 政治家も忖度するばかりじゃなく色んなタイプがいないといけないし世の中に風穴をあけるキッカケになれるならとことんやって欲しい。

どうせ誰かがやるだろう、言って無駄だろうって動く前から諦めてたらあかんよね。 なるべく多くの人にこの8分間をみてほしい。そしてよく考えて選挙に臨んでほしいなぁ。

彼のことを、所詮タレント上がりだとか、パフォーマーだとか小馬鹿にしている人こそ、 国会で踏ん反り返っているのが政治家だと思い込んでいる人こそ、 安倍政治しか知らない若い人こそ、見て欲しい。    自殺者が2万人もいる国、変えようよ。 変えなきゃだめだよ。

まさに伝説の小倉編、クライマックスを7分にまとめてくれた人がいた タイトルはどうかと思うけど泣ける😭 山本太郎の演説を人に聞かせたい時にいいかも 2時間以上あるやつ「聞いて」と言われても困るだろうから(^^; 【真の愛国者】山本太郎 伝説の演説

たった8:53のこの動画に、ヒューマニスト(人情主義者)山本太郎の本質が垣間見える。 はっきり言って、稀代の政治家だ。 戦後最悪の詐欺師が国にのさばっている今、山本太郎という逸材を我々は逃してはならない…そう痛感させられる動画だ。

この人は、本気で命を賭けているな。 だけど、この人が一人前になる前に日本は終わると思う。残念だけど。 ワシも壊れている。子供も壊れている。 この国に未来は無い。 政治は全体主義。 経済は独占体制。 国家とかの枠組みを超えて、巨大IT企業による監視社会がくる。

正直今まで政治に関心なかったんだけどYouTubeで何気なくこれ見て、なんか、自分に関係ないって思ってたこと自体恥ずかしくなっちゃった。。 私と一緒で正直興味ない、関心持てないって人、感じ方はそれぞれだと思うけどちょっとこれ見てほしい!

この人。本気やん👍 こんな演説する政治家はじめてみた。 山本太郎

私たちが「奪われ続けている」こと。 仕事も、暮らしも、人としての尊厳も。 つまりお金も命も心も。 そのことを私たちは認めなければいけないと思う。 認めないことは、自分自身を含めたこれからを生きる人すべての、お金や命や心を、奪い続ける側に付くことだと思う。

仕事で知り合った方のお父さんから仕事のお礼の手紙と一緒に田中角栄についての本をプレゼントされ、つい先日その本を読み終えた。 田中角栄が自分の考えを自分の言葉で気取らずに話すところ、それは今で言うと山本太郎の街頭演説と同じなのだと思った。 山本太郎 演説

今回の参院選、私は与党以外なら正直野党(維新とNHKから国民を守る党以外)のどこが議席とってもいいとはおもうけど、この山本太郎の街宣を見てみてほしい。これぐらいの疑問をみんな持っていいのと違う?特に生活がカツカツな人、奨学金でしんどい人

1年の自殺未遂50万人、自殺者2万人超。50代以下の貯金ゼロは4割。先進国一安い賃金。それが今の日本。なぜ、自民党ではダメか。山本太郎は一人の聴衆のあんたひとりで何ができんの?という質問に応え約9分語った。テレビでは決して見られないものを、特に若い人に。

山本太郎は現代の劉邦だ 圧政に苦しむ民衆を隆起結集させ、秦を滅ぼした劉邦その人だ その後、漢の礎を築けたのは蕭荷という優秀な頭脳がいたからだ 彼に1票入れることは、新しい国を1から守り育てる覚悟か必要だ 1人1人が蕭荷になって初めて、新しい日本になる

消費税廃止!、って本気でイメージしよう。このままだと10月からサクッと10%に。知らなかった?それとも諦めてた? 増税分のうち半分以上が輸出企業への還付金に消えるんだぜ。 どうかしてるよ。 山本太郎 消費税廃止 れいわ新選組

山本太郎の政策とは
山本太郎氏が主張するれいわ新選組の政策は、公式サイトにて確認できます。

上記サイトに書かれた17の公約の中で、生活との関わりが深く、特に注目度の高いと思われるものをピックアップすると、以下の3つとなるでしょう。

・消費税は廃止
・奨学金チャラ
・全国一律!最低賃金1500円「政府が補償」

お金に関わる政策ですので、現実派の自称リアリストから「財源は?」「お花畑ができもしないこと言ってんじゃねーぞ」という反論が想定されます。

これらの政策の財源について、山本太郎氏は演説で明らかにしています。

その要点を書き出すと、所得税と法人税の累進性を強化し、株式売買による利益の分離課税をやめる、そして主に大企業に適用されている法人税の割引システムをやめるといったものです。

この政策を実行すると29兆円の財源が捻出できるいっぽうで、消費税を廃止したことで失われる税収は20兆円。つまり9兆円のお釣りができます。この9兆円を奨学金チャラなどの政策に使いたいと山本氏は主張しています。

具体的にはこちらの動画で山本氏自身が説明しています。


消費税廃止、奨学金チャラなど山本太郎の政策の財源について 動画と書き起こし


※2019年7月9日に行われた熊本での演説です。この動画はYouTubeでしか閲覧できない仕様になっているので、YouTubeサイト内で御覧ください。(書き起こし該当場面は18分00秒~22分40秒まで)

増税がどうしても必要だと言うならば、順番があるはずなんですよ。

無いところから取るな、あるところから取れなんですよ、どうでしょう?

(聴衆から拍手喝采)

ありがとうございます。みなさんのご声援に応えて、あるところから取ることをこれからお話したいと思います。

たとえばです、消費税が登場して下がった税金、2つあると言いました。所得税と法人税。これを取り方、変えましょう。

たとえば所得税、最高税率を上げる、刻みを増やす。これまでと逆にすればいいんですよ。金持ちであればあるほど得をするようなことではなく。

税金の取り方の基本。無いところからは搾り取れない。あるところから取らなきゃねっていう基本に戻るだけです。

所得税、最高税率を上げます。要は累進性の強化ってやつです。

それだけじゃなく、株などの利益から、要は金融資産からの所得。これは今、分離されてます。パーセンテージ低く抑えられてます。これをやめる。

所得は所得。当然です。同じ所得税として取っていきましょう。

もうひとつ、法人税。法人税は現在、税率はフラット。決められてるんですよね。これを累進性を導入するという形にしたい。

要は何か? 儲かってれば儲かってるほどパーセンテージは上がっていく。税負担は増える。いっぽうで儲かっていないときにはパーセンテージが減る。税負担が低くなる。

これ一番、真っ当な取り方だと思うんですけど、いかがですか? みなさん。

(聴衆から拍手)

さきほど言いました、現在の法人税はフラット。税率が決められている。大企業も中小も零細も。これ、不公平なんですよ。

なぜならば大企業にはここから先、この決まった税率からさらに税金が安くなるような80を超える、いろんな割引システムがある。租税特別措置など。これをやめる。そして累進性を導入する。

いま言ったこの2つを用いることによって、財源29兆円確保できるという試算があります。

29兆円確保できるんだったら消費税やめられますよ。

消費税を8%からゼロにした場合、いくら税収が失われるか。約20兆円。

いけますよね?

29-20=9残りますよ。お釣り出てるじゃないですか。

じゃあ残りの9兆円、何に使いましょうか。私の希望としましては、奨学金。国がやっているサラ金です。

この奨学金、無茶苦茶なシステムですね。大学生の2人に1人が借りている奨学金。どうして借金を背負わなきゃ、学校に行けないか。

親たちの世代も収入減ってるからですよ。

2人に1人は奨学金。そのうちの6割から7割は有利子。どうして利息取るんですか。

金融機関を儲けさせるためですよ。年間で350億円くらいの利息の収入がある。

つまり何かって言ったら、もう若い人たちまで食い物にされてるってことです。若い人たちを金融商品にしてまで、この奨学金で金融機関におつまみ程度の利益を差し上げてるんですよ。

こんなやり方、おかしいですよね。

(聴衆から拍手)

そこで私はこの奨学金、現在借りている方々、そしていま返している方々、すべて合わせて555万人。555万人を一気にチャラにしたいと思います。

(聴衆から拍手)

チャラにするのにいくらかかるか。9兆円。じゃあ消費税を8からゼロにする、奨学金555万人をチャラにする、これで29兆円。いけますよね?

こういう風に使っていいですか? 私が総理になったら。

(聴衆から拍手喝采)

ありがとうございます。


まとめ

山本太郎の演説で印象的なのは、「時間がない」と何度も強調している点だ。

日本の崩壊、衰退、転落を阻止するには、今からではもう間に合わないかもしれない。彼はそんな風に考えているのだと思う。

また、山本太郎が演説でも触れたように、今の日本では20代の6割、30代~50代の4割以上の家庭で貯蓄がない。貯蓄大好き、浪費大嫌いの日本人が、である。

これは異常事態だ。

そんな異常事態が進行しているのに、街へ出れば、まるでそんな事態はなかったかのようにみな平静を保っている。

みな人前では「貯蓄がない」などとは恥ずかしくて言えないのだ。諸外国なら取り乱した群衆が暴徒と化してもおかしくない状況なのに、みな「自分が悪い」「努力が足りなかった」と思い込まされて、徐々に苦しくなっていく生活に耐えているのだ。

消費税廃止や所得税の累進性強化は、経団連およびネットの新自由主義者、自称勝ち組から凄まじい反対があるはずだ。

そして、「財源は?w」「脳ミソお花畑に政権は任せられない」という冷笑を浴びせてくることだろう。

しかし、山本太郎の経済政策はまったくの机上の空論ではない。彼の経済政策をサポートしているのは、れいわ新選組の候補者である大西つねき氏である。大西氏はJ.P.モルガン銀行資金部為替ディーラー。つまり、金融業界の最前線にいた人物だ。

彼のサポートによって、山本太郎の経済政策が破綻のない、整合性の取れたものになっている。そして冷笑を浴びせるマウント厨の新自由主義者をマウント仕返す数学的根拠もある。

自民党の影響下にあるキー局TV番組が山本太郎やれいわ新選組を不自然なほどまったく取り上げないのは、このへんに理由があるのではないかと思っている。

つまり、自民党はれいわ新選組の「正しさ」を恐れているのだ。

山本太郎は小沢一郎の下で、政治家として修行していてはもう間に合わないと思ったかられいわ新選組を作ったと言った。

「時間がない」「今の日本が壊れている」などと言っている政治家が他にいるだろうか?

自民党の若手には同じ認識の政治家がいるかもしれない。しかし、彼らは順番待ちのサラリーマンだ。時間がないことに気付いていても、党の方針に逆らうことはできない。サラリーマンには本当のことが言えない。

彼らが順番待ちのサラリーマン議員に甘んじるのは、生活の不安からだろう。自民党を離れて自分一人で何ができるか、将来のキャリアはどうなってしまうのかと考えたら恐ろしくなってしまって、安倍晋三のおかしな政策に渋々従ってしまったのだろうと思う。

その点、山本太郎は強い。仮に政治家を辞めても裸一貫でも生きていける強さがある。選挙で落ちても生きていける自信があるから本当のことが言える。

実はこれは山本太郎が一貫して主張する「弱者救済」の本質である。負けてもセーフティネットがしっかりしているから、思い切った勝負、大胆なライフプランを実行できる。失敗してもなんとかなるからブラック企業を躊躇なく辞められる。

演説で山本太郎は「今、勝ててる人でもいつまで勝てるかわかりませんよ」と言った。その通りである。弱者を叩きのめして、「自己責任だ、ざまあみろ」と罵る世の中になれば、多くの人は「絶対に失敗できない。負けられない」と考える。そしてレールから外れることを異常に恐怖するようになる。

弱者を叩きのめす社会では負け役が次々と退場してしまうので、今勝っている人もいつかは負け役にならざるを得ない。しかし、負けた時になって初めて「弱者を救済してくれ」と叫んでも遅いのだ。

弱者救済を推し進めると、日本人の一定数は「なんで顔も名前も知らない努力不足のクズどもに俺から搾り取った税金を使うんだ」と怒り狂う。しかしこれは間違っているように思う。負けても、弱者に転落してもしっかりと救済されるという安心感と余裕こそが社会に活力をもたらすのではないか。

山本太郎ほど人前で力を発揮できて、熱量に溢れた政治家に、今の日本人は生きている間に出会えないのではないだろうかと思う。

「正しさ」を追求した政治が常に勝つとは限らない。むしろ、めったに勝たない。しかし、山本太郎の異常な熱量は、何かをやってくれるのではないかという期待感を抱かずにはいられない何かがある。

私も彼の演説動画をいくつか見て、もしかしたらこの男は本物かもしれないと思い始めている。

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Posted by galapgs