共済年金と厚生年金を一元化する真相 公務員叩きで狂喜する哀れな日本国民

7月 12, 2017

政府は2015年10月から国家公務員と地方公務員らが加入する共済年金を廃止し、厚生年金と一元化します。

異なる保険料率を一本化するなど、両年金の違いを解消し、「公務員優遇だ」と指摘されてきた官民格差を是正して公平性を図るのが表向きの理由です。

一見、政府は正しいことをしているように思えます。公務員の特権を剥奪し、一般の会社員と同じような生活を強制しているように見えるからです。

しかし、よく考えてみましょう。日本の公務員が旨味をそんな簡単に手放すはずはありません。

真相は共済年金が破綻仕掛けてるので厚生年金に寄生してきただけのことです。

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共済年金が破綻しそうなので厚生年金に寄生してきたのが真相

この件についてまとめていた記事があったので引用します。

なぜ一元化されるのかといえば、表向きは官民格差の是正ですが、実は公務員の数が年々減っている一方で共済年金受給権者の数が増え、将来、財源が苦しくなるため。国家公務員共済と地方公務員共済を合わせると、平成27年には組合員386万人に対して年金受給権者は416万人ですが、10年後の37年には、組合員367万人に対して年金受給権者は449万人になると推測されます。

つまり、共済年金の財源がヤバくなってきたので、まだ安泰な厚生年金に寄生しただけの話です。

しかも、この話にはおまけがあります。
厚生年金は2階建て、共済年金は3階建てですので、一元化すると共済年金加入者も2階建てへと変更が余儀なくされるように思えます。

ところが、共済年金の3階建て部分は依然として残っているのです。

こちらについても先ほどの記事から引用します。

公務員だけには一元化された年金の上に「年金払い退職給付」という新しい年金ができるので、実質的には3階建てになります。

http://www.sankei.com/life/news/150824/lif1508240007-n1.html

要するにこういうことです。
・共済年金の財政が厳しいから、厚生年金払ってるやつらに元公務員の面倒を見させる
・「職域加算」の評判が悪いから「年金払い退職給付」に名前を変更

自分たちのツケをサラリーマンたちへと押し付けておきながら、おいしい部分はそのまま残しているわけです。

保険料率が上がるので、一瞬だけ手取りは減りますが、ほとぼりが冷めた頃に適当な理屈で手取りを元の金額とおなじになるように額面支給額をアップさせてしまおうという算段でしょう。

バカには気付かれぬよう一般国民に復讐する官僚の陰湿さ

一般国民が官僚叩きを繰り返した結果、一般国民が官僚のツケを支払うことになるという、実に皮肉な結果であります。

この年金一元化の、一連の流れを見ていて思うのは、官僚たちの怨念の凄まじさです。バカにはわからない巧妙なトラップを仕込みながら、一般国民への復讐を果たしたということなのでしょう。馬鹿な一般国民は復讐されていることすら気付かないという。

一般国民が、自分たちが損をするとも知らずに年金一元化を受けて「官僚ざまあ」と気勢を上げているのを見て、官僚たちは高笑いをしているかもしれません。

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