ネトウヨが厚切りジェイソン...

ネトウヨが厚切りジェイソンに「帰国しろ」とTwitterで罵声 日本をdisられると発狂する人々

右寄りの思想を持つ人の中には、「日本」という国家を批判されるとまるで自分が批判されたような気になってしまい、批判者に対して「嫌なら出て行け」と見当違いな怒りをぶつけることがあります。

人間は誰しも地球に生まれた以上、好きな場所に居住する権利を持っていますが、「国家」というシステムが出来上がった今日では、「国籍」や「ビザ」によってある程度の制限を加えています。

また、先進国と発展途上国では経済状況も違いますから、国の産業を守るため、外資の参入を厳しく制限している国もあります。

しかし、少なくとも自由主義国家の間では、「どこに住むか」あるいは「どこに住もうとするか」は内面の自由の問題であり、誰かに何かを言われる筋合いはないものです。

厚切りジェイソンに噛み付いたアホウヨのツイート

「Why Japanese People」のネタで、IT企業役員でありながら一躍人気芸人に踊りでた厚切りジェイソンに噛み付いたネトウヨのツイートがこちら。

「日本が嫌いなら出て行けよ」って何様のつもりなんでしょうか。

おそらく厚切りジェイソンのこの辺りのツイートでも目にしたのでしょう。

それにしても不思議なものです。厚切りジェイソンがツイートで問題視しているのは、日本の集団主義的な風土であり、日本人個人を批判しているわけではありません。

そしてこのような日本の風土に対する批判は、今に始まったわけではありません。日本人の過剰な集団主義は20世紀からずっと少なからぬ日本人がおかしいのではないかと疑問視していました。しかしこのTwitterユーザーは厚切りジェイソンだけを問題視しています。

日本人が批判することは問題ないが、外国人が日本の風土を批判することはNG。これは日本人が自分で外国人は外側、日本人同士は自己批判なので自分のプライドは傷つかないが、外国人からの批判は他人からの批判なので気分を害するということなのでしょう。

ネトウヨが犯しがちな3つの勘違い

ではなぜ日本のネトウヨは、「嫌なら出て行け」を連発するのか。そこには3つの勘違いがあります。

1)日本という国家、あるいは日本のシステムへの批判を自分への批判と勘違いしている
2)日本国の入国管理の権限が自分にあると勘違いしている
3)「嫌なら出て行け」という自分が一番日本を嫌になっている

1)について
日本という国家や日本の風土を批判することと、日本人を批判することは別です。日本を批判されると自分が批判されたような気になってしまう幼稚さ。逆に言うと、外国人に日本を褒められたら狂ったように喜ぶのでしょう(お前が褒められてるわけじゃないのに)。

2)について
外国人の出入国は入国管理局が法制の定めに従って判断するものです。入国管理局の判断は現金なものです。厚切りジェイソンのように税金をたんまり収めてくれて、日本人女性と結婚している身元確かな優良外国人には喜んでビザを出します。

ネトウヨが「嫌なら出て行け」を連発する根拠は、おそらく「自分が日本人だから」以外にないのでしょうが、実際には日本国が出て行ってほしいのは日本国籍を有しているだけの貧乏人です。日本国にとっての値打ちは「金持ち外国人>>>>>平均的日本人」であることをお忘れなく。

3)について
嫌なら出て行けと言っている自分も「日本が嫌になっている」ことに気づいていないのがとても皮肉だと思います。日本国が一般ピープルの日本人より高額納税者になりうる金持ち外国人を必要としていることに気づいたら、もっと「日本が嫌」になってしまうかもしれませんね。ただし金もコネも能力もないので出て行くことすらできないのでしょうが。

Atsugiri Jason 2 ネトウヨが厚切りジェイソンに「帰国しろ」とTwitterで罵声 日本をdisられると発狂する人々

「嫌なら出て行け」のネトウヨ大増殖でブラック国家ができあがる

厚切りジェイソンのツイートを遡ってみましたが、「日本が嫌」「日本が嫌い」とは一言も言ってません。

耳の痛い批判を「嫌なら出て行け」で封殺できたとして、いったいその先に何があるのか。

「嫌なら出て行け」を突き詰めると、日本というシステムになんの疑問も挟めない北朝鮮のような社会になるんじゃないでしょうか。

集団主義と精神論がはびこる日本に、何を思ったか来てくれて、しかもこともあろうに効率的な社会のあり方を説いてくれていることのありがたさをネトウヨはもう少しかみしめたほうがいいと思います。